展覧会

展覧会 · 22日 12月 2024
「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」展より
本展はスイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914‐1996)と、そのパートナーであり芸術家の吉川静子(1934‐2019)の二人の活動と作品を紹介するものです。吉川とミューラー=ブロックマン双方にとっての二による初となる大規模な回顧展として開催されます。 吉川とミューラー=ブロックマンは、それぞれ進むべく道を開拓しながら、夫婦として独創的な生涯を共にしました。吉川は人生の大半をスイスで過ごし、1960年代・70年代に抽象絵画と彫刻により女性芸術家として注目されます。一方ミューラー=ブロックマンは、洗練されたタイポグラフィと「グリッドシステム」によるグラフィックデザイナーで、1950年代以降スイスを代表するデザイナーとして国際的に知られるようになりました。 本展では、吉川の芸術性、ミューラー=ブロックマンの構成的デザインを表現した作品を展示。分野を超えた二人の活動の軌跡を堪能できる大回顧展です。
展覧会 · 21日 12月 2024
江戸っ子アートのラスボス 歌川国芳 大阪中之島美術館に登場!
大阪中之島美術館では、「歌川国芳展ー奇才絵師の魔力」が、2025年2月24日(月・休)まで開催されています。 江戸時代末期の浮世絵師、歌川国芳(1797‐1861)は、無尽の想像力と圧倒的な画力によって、斬新な作品を数多く生み出しました。その奇想天外なアイデア、現代にも通じるデザイン力やユーモアは、浮世絵という枠や時代を超えて多くの人を魅了し、国内外で高い人気を誇ります。
展覧会 · 19日 12月 2024
「SPY×FAMILY展」 最終会場となる神戸阪急で開催中!
「SPY×FAMILY展」が、今回で最終会場となる神戸阪急で、2025年1月8日までの期間、開催されています。この展覧会は2023年7月に東京で初開催されて以来、全国を巡回し、今までの総来場者数は15万人以上となる人気イベントです。 漫画家・遠藤達哉さんによる漫画『SPY×FAMILY』は、2019年から「少年ジャンプ+」で連載中で、これまでの多くの漫画賞を受賞し、テレビアニメや劇場版作品も公開された大ヒット作品です。
展覧会 · 16日 12月 2024
「展示特集 新たな修理された文化財」12月17日~1月13日 プレスレビューより
 本特集展示では、前年までに修理された文化財の中から選りすぐって展示し、あわせてその修理内容をパネル等を利用しながら広く紹介しています。  この展示を通じて改めて新たに復活した文化財の魅力を堪能するとともに、文化財修理の取り組みについての関心と理解を深めていただけたらと思います。
展覧会 · 13日 12月 2024
大阪市立美術館「日本の国宝展」記者発表会
来年2025年4月、大阪市立美術館では、大阪・関西万博開催記念、そして大阪市立美術館リニューアルを記念した記念特別展「日本国宝展」を開催します。 その名の通り、約130件の国宝が集結(参考出品を除く)する豪華な展覧会です。
展覧会 · 06日 12月 2024
特別陳列「春日若宮おん祭の信仰と美術」 奈良国立博物館プレスレビューより
春日大社の冬の大祭「春日若宮おん祭」。平安時代の保延2年(1136)、時の関白・藤原忠通が天下泰平、五穀豊穣、万民和楽の祈って、大和一国をあげて執行されたのが始まりとされていて、今年で889回目を迎えます。 由緒と歴史ある「春日若宮おん祭」。国の重要無形民俗文化財に指定され、日本の伝統文化や風俗を今に伝えるものです。 奈良国立博物館では、この伝統ある春日若宮おん祭の時期に合わせて、絵画や文献史料、芸能資料と通して春日若宮おん祭の歴史と祭礼など全貌を紹介するこの特別陳列を例年行っています。本展は、春日若宮おん祭の春日信仰の歴史を紹介するとともに、装束や史料を通しておん祭を紹介しています。
展覧会 · 16日 10月 2024
H&H HAIKUとHAIGA   ー芭蕉と蕪村、2人のカリスマー
 俳句はわずか17音の中に季節を表す言葉を詠み込む日本独自の詩形で、その特徴は世界でも類を見ません。「俳諧の連歌」として始まりましたが、松尾芭蕉(1644‐1694)によって芸術の域に高められました。俳句は現在、国内外で人気を博し、学校の教材としても使用されています。  俳画とは俳句と絵が一体となった作品で、芭蕉をはじめ多くの俳人が手がけました。中でも与謝蕪村(1716‐1783)による俳画は優れており、俳句に詠まれた情景や事柄をそのまま描かず、見る人の想像を膨らませる工夫がなされています。  本展では、芭蕉直筆の《「ふる池や」発句短冊・極書》や2022年に再発見され話題となった、《野ざらし紀行図巻》、蕪村の《「いかだしの」自画賛》など多くの優れた俳画を展示します。名品を通して、俳句愛好家だけでなく、初心者の方も俳句と俳画の魅力を感じることができる絶好の機会です。
展覧会 · 15日 10月 2024
京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開となるってマジ?!展 開催中
2019年10月に開館した福田美術館は、今秋で開館5周年です。この間、展覧会の開催と共に、江戸時代から現代までの魅力的な作品の収集を行ってこられました。その中でもひときわ注目を集めているのが伊藤若冲(1716‐1800)の《果蔬図巻(かそずかん)》です。 この作品は長年ヨーロッパの個人が所蔵していましたが、昨年日本へ里帰りし、福田コレクションの仲間入りを果たしたものです。 本展では、今からおよそ240年前、70代の若冲が描いた極彩色の《果蔬図巻》が、彼が生まれ育った京都で、世界で初めて公開されています。また、2019年春、同館が開館する直前に発見された若冲最初期の作品《蕪に双鶏図》をはじめとする初期から晩年までの優品およそ30点を一堂に展示。さらに、若冲が影響を受けた中国人画家・沈南蘋(しんなんぴん)やその弟子の熊斐(ゆうひ)、京・大坂で活躍した画家にも焦点が当てられています。さらに、同時期に京・大阪で活躍した画家・円山応挙や曽我蕭白にも焦点が当てられます。
展覧会 · 07日 10月 2024
法然と極楽浄土 京都国立博物館
 本展は、2024年に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどります。困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然たち先人の生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれていただく貴重な機会です。  本展は、今春からの東京国立博物館での会期を終え、続いて京都国立博物館、来年、九州国立博物館の3館で開催されます。各会場の地域的な特色も考えて構成され、特に法然がその生涯の多くを過ごし、本山など関連寺院が集中する京都では、巡回3会場中最多の出品数で充実した内容となっています。
展覧会 · 27日 9月 2024
石岡瑛子 Ⅰ(アイ) デザイン
没後10年を経て国内外から再び注目を集める石岡瑛子(1938~2012)。広告、舞台、映画などの幅広い表現のジャンルから国境までを超えて、精力的に世界的に活躍したデザイナーです。 本展では瑛子が、東京を拠点にしていた、1960~80年代の仕事を中心に、センセーションを巻き起こしたポスターやCM、アートワークからスケッチまで400点以上の作品を一挙に公開されています。

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