阪神淡路大震災を迎える神戸で、震災を経験した阪神地区に本社を置く企業11社が協力して、災害時でも美味しく食事をとってもらいたいと備蓄非常食のセットの販売をおこないます。
備蓄食のセット「備蓄でお守りKOBE BOX2」を販売するのは阪神淡路大震災で被災した神戸市、芦屋市、西宮市に本社を置く食品メーカーや商社といった企業です。本日の記者発表会で、神戸市に本社がある販売を担う株式会社フェリシモの矢崎和彦社長は「日本は災害大国といわれていますが、日頃から備えをすることでいざというときに大丈夫という態勢を感じ取っていただく、1人でも多くの方々にお伝えするきっかけになれば」と語りました。
このプロジェクトでは、熊本地震や西日本豪雨などの被災者の生の声のアンケートを取り、「とにかくお米が食べたかった」「冷たい非常食がのどを通らず温かい飲み物が大事だと思った」「野菜不足で便秘に。植物繊維が欲しかった」「「しんどい気分をちょっとだけ楽にしてくれるおやつ、大事でした」などリアルな声からセットにはスープやおやつを入れたそうです。
セットには「ビーフシチュー」「鮭の塩焼き」「やさいとくだもののジュース」「クッキーバニラ」などが詰め合わされ、消費期限が近付いたら、半年間なにもなかったことに感謝し、美味しくいただく、備蓄する、循環するローリングストックを推進しています。
また、購入の際にメールアドレスを登録すると、賞味期限の1ヶ月前にメールで通知するほか、賞味期限までにもしもの時がなかったとしても、アレンジして美味しく食べてもらうためのレシピも入っています。
https://www.felissimo.co.jp/22for22/moshimo/moshimostock2_fsc.html?xid=nr_2412173_RELEASE_moshimo
レストラン「Sincro」エグゼグティブシェフ北川理映子氏が本商品を活用したアレンジ料理の一例