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第76回 正倉院展 開幕! 奈良国立博物館

 

 今年で第76回を迎える、古都奈良の・秋の風物詩ともいえる正倉院展が始まりました(11月11日まで)。

 正倉院宝物は、奈良時代にこの国を治めた聖武天皇のご遺愛品を中心とした、天平文化の粋を伝える貴重な宝物群です。これらはかつて東大寺の重要な資材を保管する倉であった正倉院正倉に納められ、勅封などの厳重な管理のもとに今日まで守り伝えられてきました。

 今年は聖武天皇の御即位1300年にあたる記念の年ですが、今年の展示も調度品や服飾品、仏具、文書といった、正倉院宝物の多彩な世界を堪能できる展示品で埋め尽くされています。なかでも、「紫地鳳形錦御軾」(錦張りの肘おき)は、聖武天皇がお使いになった品として別格の意義をもつ至宝です。また、色ガラス製の装身具や、正倉院では唯一の七宝装飾を施した鏡など、色とりどりのガラスの宝物が、私たちの目を楽しませてくれます。さらに今年は、宮内庁正倉院事務所が監修した宝物の再現模造も多数展示され、正倉院宝物をより深く楽しみ親しむことのできる内容となっています。ぜひとも、ゆっくりと鑑賞しお楽しみいただける内容だと思います。

 

紫地鳳形錦御軾(北倉)
紫地鳳形錦御軾(北倉)
伎楽面 酔胡従(南倉)
伎楽面 酔胡従(南倉)
沈香木画箱(中倉)
沈香木画箱(中倉)
新羅琴 附 琴柱(北倉)
新羅琴 附 琴柱(北倉)
右から赤布幡、白布幡、縹布幡(中倉)
右から赤布幡、白布幡、縹布幡(中倉)

黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(南倉)
黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(南倉)
続修正倉院古文書 第三十四巻〈造仏所作物帳〉(中倉)
続修正倉院古文書 第三十四巻〈造仏所作物帳〉(中倉)

 

【開催概要】

 

会  期:2024年10月26日(土)~11月11日(月)

会  場:奈良国立博物館 東新館・西新館

住  所:〒630-8213 奈良市登大路町50番地

時  間:8:00~18:00

     金・土・日曜日、祝日は20:00まで

     ※入館は閉館の60分前まで

休  館  日:会期中無休

観  覧  料:一般 2,000円、高大生 1,500円、小中生 500円、キャンパスメンバーズ学生 400円

     レイト割 一般 1,500円、高大生 1,000円 小中生 無料

     研究員レクチャー付き観覧券 詳細は奈良国立博物館ウェブサイト等で決まり次第お知らせします。

     VR「正倉院 時を超える想い」特別上演会付き観覧券(主催:奈良国立博物館、TOPPAN株式会社)

     詳細は奈良国立博物館ウェブサイト等で決まり次第お知らせいたしま

   

   ※障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)、

    未就学児、レイト割(小中生)、奈良博メンバーシップカード会員の方(1回目及び2回目の観覧)、

    賛助会会員(奈良博、東博[シルバー会員を除く]、九博)、清風会会員(京博)、特別支援者は無料。

   ※無料対象の方は、「日時指定券」の購入は不要です。証明書等をご提示ください(小中生以下は不要)。

   ※キャンパスメンバーズ会員の学生は、奈良国立博物館と連携する特定の大学等に属する学生のみが対象となり    

    ます。当日会場入り口で学生証の提示が必要です。提示いただけない場合には差額をお支払いいただきます。

    キャンパスメンバーズ会員校等は、奈良国立博物館ウェブサイト      

     (https://www.narahaku.go.jp/members/campus)でご確認ください。

     キャンパスメンバーズの学生が誤って通常料金で「日時指定券」を購入した場合も、払い戻し等はできませ      んのでご注意ください。

   ※「日時指定券」の変更、キャンセル、払い戻し、再発行はいたしません。

   ※レイト割は月~木曜日は午後4時以降、金・土・日曜日、祝日は午後5時以降の「日時指定券」に適用されま   

    す。

   ※観覧には原則、事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です(無料対象者を除く)。

    予約販売枚数に達し次第、販売を終了します。

   ※「日時指定券」は当日各時間枠開始時刻まで販売いたします。

     購入方法については下記をご確認ください。

 

 

【日時指定券の購入方法】

 

   販売開始日時 9月6日(金)午前10時

   〔店頭・オンライン〕

   ※ローソンチケット[Lコード59600]日本語版インターネット(https://l-tike.com/76shosoin-ten/)

   英語版インターネット、ローソン各店舗、ミニストップ各店舗

   〔電話〕

   ※CNプレイガイド[Cコード※入館開始時間ごと:①月~木曜日:午前8時~正午 237‐091、②月~木曜日:正午  

   以降 237‐092、⓷金・土・日曜日、祝日:午前8時~正午 237‐093、④金・土・日曜日、祝日:正午以降 237‐094]

   [電話(自動音声)0570‐08‐9920による受付のみ]

   〔オンライン〕

   ※展覧会オンラインチケット(https://www.e-tix.jp/shosoin-ten/)

   ※美術展ナビチケットアプリ

    事前に「美術展ナビチケエットアプリ」のダウンロードが必要です。美術展ナビチケットアプリはッスマートフォン専用と            

    なります。(推薦環境:iOS 13以降、Android 6.0以降)

 

【入館・観覧に関して】

 

  ・指定された日時以外の入館はできません。

  ・館内の状況により、指定された入館時間より早くご案内する場合や、お待ちいただく場合があります。

  ・各時間枠開始直後は、混雑が予想されますので、少し遅れてのご入館をおすすめいたします。

  ・本展は入替制ではありません。

  ・本展の「日時指定券」で、名品展(なら仏像館・青銅器館)もご覧になれます。

  ・当館に駐車場はございません。お車でのご来館はご遠慮願います。

 

℡:050-5542-8600(ハローダイヤル)

URL:【奈良国立博物館ウェブサイト】https://www.narahaku.go.jp/

   【正倉院展公式サイト】https://shosoin-ten.jp/

 

主  催:奈良国立博物館

特別協力:読売新聞社

協  賛:岩谷産業、印傳屋上原勇七、SGC、NTT西日本、関西電気保安協会、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、

     シオノギ機ルスケア、ダイキン工業、ダイセル、大和ハウス工業、中西金属工業、丸一鋼管、大和農園

特別支援:DMG森精機

協  力:NHK奈良放送局、奈良交通、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、読売テレビ

 

交通:近鉄奈良駅下車 徒歩約15分、またはJR奈良・近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」下車すぐ。

 

 

 

【公開講座】

 

①11月2日(土)「紫地鳳形錦御軾再現ー伝統技術とデジタル技術の融合ー」

 田中陽子氏(宮内庁正倉院事務所整理室長)

 

②11月10日(日)「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡の魅力について」

 吉澤悟(奈良国立博物館学芸部長)

 

【時間】13:30~15:00(13:00開場)

【会場】奈良国立博物館 講堂

【定員】各180名(事前申込抽選制)座席自由

【料金】聴講無料(展覧会観覧券等の提示は不要です)

【応募期間】9月24日(火)~10月8日(火)

【応募方法】奈良国立博物館ウェブサイト「講座・催し物」→「公開講座」申込フォームより必要事項をご入力の上、お申し込みください。

【参加証の送付】10月11日(金)までに抽選結果をメールにてお送りします。当選メールが参加証となりますので、メールの画面、または印刷したものを当日必ずご・提示ください。

 

【ご注意】

・今回の応募方法は、WEB申し込みに限ります。

・応募はお1人様各1回でお願いいたします。

・ご本人様以外の入場はできません。

・お預かりした個人情報は、本公開講座の連絡のみに使用します。

・参加証で正倉院展示室に入場することはできません。

・正倉院展展示室への入場は時間指定制です。講座の受講に関わらず、指定時間外の入場はできませんので、予めご注意ください。