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天神祭 川渡御 水都大阪の大川彩る100艘の船

 

江戸時代には、大阪天満宮周辺の氏子たちは、ご神霊の前後に供奉する船列を仕立て、御旅所周辺の氏子たちは、御迎え人形を飾った御迎船の船列を整えました。昭和12年(1937)の船渡御列は、200艘に達したといいますが、現在は警備の都合もあり100艘に制限しています。

昭和28年(1953)、地盤沈下により橋桁が下がって船列の航行に支障が生じたために、それまでとは逆方向に大川を遡行するというコースの大変更を行い、現在に至っています。