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神戸どうぶつ王国 マヌルネコの赤ちゃん4頭 21日公開!

 

神戸どうぶっつ王国(兵庫県神戸市中央区)では、6月21日(金)よりマヌルネコの赤ちゃん4頭を一般公開します。

マヌルネコはヒマラヤ山脈などの高山帯に生息するもので、本来の生息地にないばい菌も存在するため、生まれてから感染のリスクが高いことから、慎重に飼育観察をする必要があり飼育さんも一番気を遣うところです。ただ母親は出産後、上手に子育てしているようです。

4月19日に誕生し、約2か月となり、体重も平均約1300g前後に成長。4頭はオス1頭、メス3頭で、名前も決まりオス=ナゴムくん、メス=メイちゃん、オトちゃん、テルちゃん。

 

飼育員左案よりコメント。

「今は互いにじゃれ合うかわいい盛り。また大人と同じような姿勢も見ることが出来ます。今でしか見られないこの瞬間をぜひご覧ください」

 

マヌルネコ

英名:Pallas's Cat

学名:Otocolobus manul

分類:食肉目 ネコ科

食性:主にげっ歯目などの小動物

分布:シベリア南部から中央アジアの砂漠地帯、樹木のない岩石地

◉ネコ科の動物の中では、最も古い種。特徴的な厚い毛は雪の上や凍った地面の上に腹ばいになった時に体を冷やさないため。乾燥した高地の岩石で生活していて岩陰から覗いても目立たないように、目が高い位置についている。かつては、毛皮目的とした狩猟の対象になっていた。近年では生息地減少により生息数が減少している。マヌルとは、モンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味。