一般社団法人Miss SAKE(東京都港区)が主催する、伝統ある日本文化の魅力を日本国内外に発信する美意識と知性を身につけたアンバサダーを決める『2024 Miss SAKE Japan 最終選考会』が6月7日、京都ウェスティン都ホテル京都で行われ、グランプリに大阪代表・南侑里さんが選ばれた。
南さんは今回11代目として、日本の伝統ある文化「日本酒」を中心に日本文化の魅力を世界へ繋ぐアンバサダーの役割を担う。
南侑里さんの抱負コメント。
「日本酒を単なる飲み物としてではなく、日本の誇るべき文化の一つとして広く認知していただくことが私の使命だと考えています。人は物語に心を動かされる生き物です。一本の日本酒には、造り手の情熱や技術、そして地域の伝統や風土が凝縮されています。だからこそ、日本酒の味わいを楽しむだけでなく、その背景にある物語をも伝えることで、飲む人の心に感動を与えたいと思うのです。Miss SAKE として。日本酒の奥深い魅力を、味覚と言葉の両面からお届けできるよう、精進していく所存です。」
これから1年を通じて日本全国、海外にも積極的に足を運び、日本酒を切り口にした日本の食文化に関する啓発や日本への観光誘致活動を行っていく。
2024 Miss SAKE Japan 審査結果
グランプリ :大阪代表 南 侑里(みなみゆり)さん
準グランプリ :千葉代表 寺崎 千波(てらさきちなみ)さん
長野代表 宮澤 麗(みやざわうらら)さん
審査員特別賞 :鹿児島代表 長友 陽奈子(ながともひなこ)さん
オーディエンス賞:兵庫代表 阿江 春香(あえはるか)さん
地域活動貢献賞 :埼玉代表 南家 果林(なんけかりん)さん
沖縄代表 新垣 佳奈江(あらかきかなえ)さん
2024 Miss SAKE Japan ファイナリスト:https://www.misssake.org/2024-miss-sake-japan-finalists/
【2024 Miss SAKE Japan 最終選考会 開催概要】
【日程】2024年6月7日(金)17:30〜20:45(16:30 開場)
【会場】ウェスティン都ホテル京都 「瑞穂の間」(京都府京都市東⼭区粟⽥⼝華頂町1)
【主催】一般社団法人Miss SAKE
【後援】農林水産省、経済産業省、国税庁、観光庁、内閣府知的財産戦略本部、日本貿易振興機構(JETRO)、日本政府観光局(JNTO)、株式会社海外需要開拓支援機構、日本酒造組合中央会、日本酒造⻘年協議会、 京都府、京都市
【SDGs : 地⽅創⽣、そして⼥性の活躍を推進できる社会づくりを】
私達は、⽇本に⽣まれ、そして育ったことを誇れる⼥性たちが増えることを望んでいます。四季折々の気候に恵まれ、各地域ならではの⽂化や伝統を育み、⾷や産物の豊かな⽇本の良さを改めて発⾒する機会がMiss SAKEです。
能⼒や意欲の⾼い⼥性たちが、⽇本のどの地域に暮らしていても、等しくチャンスに恵まれ、夢や成⻑を実現できる社会がこれからの⽇本に必要なことであり、強い未来を想像することに繋がります。
同時に年齢や性別を超えて交流の機会が保たれ地域の課題を解決していくことが、持続可能な社会の発展に寄与します。
Miss SAKEを通して、全国が同じ⽬的のもとに連携し、⼥性の活躍から⽇本を世界を元気にする活動を推進します。
「Miss SAKE」のこれまでの活動
Miss SAKEは、伝統ある⽇本酒と⽇本⽂化の魅⼒を、⽇本国内外に発信する美意識と知性を⾝につけたアンバサダーを選出する⽬的で⼀般社団法⼈Miss SAKEが主催、2013年9⽉よりスタート致しました。外務省、農林⽔産省、国税庁、観光庁、⽇本酒造組合中央会等の後援のもと開催された2013年10⽉開催の選考会において、初代の「2014 ミス⽇本酒(2014 Miss SAKE)」が誕⽣。それより9年間、⽇本国内だけでなくハワイ、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、バルセロナ、シドニー、⾹港等、世界各国において、⽇本酒を切り⼝にした⽇本の⾷・⽂化に関する啓発や、⽇本への観光誘致活動を年間400件以上⾏っております。
2016年度には、海外初となる Miss SAKE USAがニューヨークで選出されました。⽶国の著名な経済紙であるウォール・ストリート・ジャーナルでは「⽔着審査のない⼥性の尊厳と平等をうたった⽂化事業」と報じられ、⾼く評価されました。11年⽬となる2024 Miss SAKE Japanでは、地⽅⼤会、海外の⼤会開催の拡充とともに⽇本酒を軸とした新たな⽂化事業として、発展し続けていきます。