龍谷大学 龍谷ミュージアムでは、 春季特別展『文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 - ガンダーラから日本へ ー』 を6月16日(日)まで開催しています。
アフガニスタン中部のバーミヤンは古来、ユーラシア大陸各地の文明が行き交い、文明の十字路と呼ばれたところで、仏教を中心とする貴重な古代遺跡が残る地域です。2001年、残念なことにイスラム原理主義組織タリバンによって爆破されてしまいましたが、ここには多くの石窟と2体の大仏が彫られ、大仏の周囲には「太陽神」や「弥勒」のすがたが壁画で表現されていました。
本展では、過去の調査隊の写真などから新たに綿密に描き下ろした壁画図や、弥勒信仰がアジアに広がる様子や、日本への伝来と弥勒信仰を、多くの彫刻や絵画など約130点から展示紹介されています。
東大仏の頭上に表されたゾロアスター教の太陽神・ミスラの姿。壁画そのものは六世紀後半に描かれたと考えられます。
【開催概要】
会期 2024年4月20日(土)〜2024年6月16日(日)
会場 龍谷大学 龍谷ミュージアム
住所 600-8399 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
時間 10:00〜17:00(最終入館時間 16:30)
休館日 月曜日(ただし、4月29日(月)、5月6日(月)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
入館料 一 般 1,600(1,400)円、高大生 900(700)円、小中生 500(400)円
小学生未満:無料
障がい者手帳等の交付を受けている方及びその介護者1名:無料
(手帳またはミライロIDを受付にてご提示ください)
※( )内は前売り・20名以上の団体料金
TEL075-351-2500
URL 展覧会特設ページ
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2024/bunmei/
SNS https://twitter.com/ryukokumuse
主催 龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、読売新聞社
特別協力 浄土真宗本願寺派、本願寺
協賛 (公財)仏教伝道協会
後援 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市
観光協会、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都
協力 龍谷大学親和会、龍谷大学校友会
関連イベント/音声ガイド
【関連イベント】
<記念講演会>
※事前申し込み必要(龍谷ミュージアムHP内「お申込みフォーム」から)/ 聴講無料 / 先着150名 /観覧券必要(観覧後の半券可)
「釈迦・転輪聖王・弥勒の信仰と美術-ガンダーラから中国へ」(仮)
日 時 4月28日(日) 13:30 ~ 15:00
講 師 宮治 昭(元龍谷ミュージアム館長)名古屋大学・龍谷大学名誉教授
会 場 龍谷大学大宮キャンパス東黌101教室
「ミロクさんに会いたい!ー兜率天への思いと東アジアの造形ー」
日 時 5月12日(日) 13:30 ~ 15:00
講 師 泉 武夫 東北大学名誉教授
会 場 龍谷大学大宮キャンパス東黌101教室
「バーミヤン二大仏の仏龕壁画-太陽神ミスラと兜率天の弥勒」(仮)
日 時 6月2日(日) 13:30 ~ 15:00
講 師 宮治 昭(元龍谷ミュージアム館長)名古屋大学・龍谷大学名誉教授
会 場 龍谷大学大宮キャンパス東黌101教室
<スペシャルトーク>
※事前申込不要 / 聴講無料 / 先着30名 / 観覧券必要(観覧後の半券可)
講義室で学芸員が展覧会の見どころを解説します。
日 時 5月18日(土)/ 5月25日(土) 13:30 ~ 14:15
会 場 龍谷ミュージアム1階 101講義室
【音声ガイド】
ナビゲーター : 保志 総一朗(ほし そういちろう)さん
アニメ『機動戦士ガンダムSEED』(キラ・ヤマト役)、TVアニメ「異修羅」(鵲のダカイ 役)をはじめ、アニメ、ゲーム、洋画吹き替えのほか、ラジオ、CMなど幅広く活躍されている声優・歌手の保志総一朗さんが、作品の魅力をご案内します。
レンタル料金 700円(税込)
解説時間 約30分間
貸出場所 地下1階エントランスホール 音声ガイド貸出コーナー
ナビゲーター : 保志 総一朗(ほし そういちろう)さん
企画・制作:株式会社カセットミュージアム